種デス小説4巻を読んでます。

姉者の仕業

ちょ、ちょっ…!!
キラがかっこいいんですけどどうしたら!!


完璧主人公だよキラ様。エリカにもねぎらわれてるよキラ様。
話としては本編43話まで。アスランが失神して終わり。本編にはなかった動きが追加されてます。ははははははは。


フリーダムが撃墜されてみんなに心配されるキラ様。もっと心配しろ〜。
このあと焦ったカガリに包帯をぐるぐる巻きにされるんですね。そこんとこ書いてほしかったよリウさん。
ラクスのピンチにじりじりするキラ様がよい。うん、男の子だ。
ストライクブースター→ストフリ乗り換えシーンはすばらしい。キラの強さがよくわかります。そうか、「並みの乗り手では扱いかねる」のか。ザコとはちがうのだよ、ザコとは!!
「鎖から放たれた猟犬」という表現が素敵です。これで手加減してるんだからすごいよなあ。
結論。キラ好きさんは買いですよ〜。


そしてキラのことを回想しすぎな回想王アスラン
議長がキラのフルネームを知ってることをもっと疑問に思ってよ。
それとも宇宙の至宝キラ様の御名はあまねく天下に知れ渡っていると信じているのか。ならよし。
それならミネルバの中心でキラを叫び、ミネルバクルーが注目する中キラの名をバラしまくった行為も納得…できるかコラァ!!


ところで、小説のイラスト、ずいぶんタッチが変わったような。筆ペン?これ。
ベタ部分が太い線でざくっと塗られているので、225ページのシンとルナのカット(ベタ髪とトーン髪が一枚の絵に同居)にめりっさ違和感が。




AA医務室にて。ネオが見たキラの印象がすごい。

柔弱にさえ感じられる、繊細そうな物腰、ほっそりした体躯――何度見ても、あの〝フリーダム〟を操っていた者のようには見えない。

……見たのか!!それも何度も!!おのれネオ!!アスランカガリに殺されるぞ(笑)
しかしなあ。18歳の男性だよ。それを「ほっそり」ねえ。ジュルリ…。
もっとも16歳の頃から比べて背が伸びて体重が減ったからなあ。71年のデータは重すぎだけど。
あれは「トリィ込み」であると私は固く信じています。


シンの逆恨み、責任転嫁は本編どおり。
スティングの死の様子がわずかながら書かれたのはよかった。死んでも面倒見いいんだね。

今回の解説はシンの中の人、鈴木鈴村さん。各誌のインタビューなどで語っておられますが、嫌がらせの手紙を色々送られていたらしいですね。その責めは夫妻つーか嫁が受けるべきものなのに。
しかし大人だなあ。ここまで酷いことになるのなら、いっそのこと脇役だったらよかったのにね…。


5巻は「二人のラクス」から。ザフトの回線を乗っ取ったのがキラ様なのかどうかが明らかに(注目するところはそこか)。
あと、ぐだぐだなラストをリウさんがどう調理するか見ものです。4巻でけっこう進んだし、総集編分はすっ飛ばせるので、ページ数には余裕があるか。
もうかなり頑張ってるとは思うけど、頑張れ。