声付きだからこその迫力。

王子のところにも新女王親征の報が伝わり、この機会にリムを攫って戦いを終わらせちゃいましょう、と言うことになりました。
ついては、囮役(ニセモノチーム)とリムの部隊を孤立させる役(不良騎士チーム)と突入役(王族チーム)のパーティーを3つ編成してくれ、と言われました。
よ〜し、この日のためにちゃんとレベル上げしてましたよ!とさっさか編成。
サイアリーズだけ装備が貧弱(「服」一枚きり、武器レベル5)なのは気にするな!!弓がかりの陣でLレンジだから平気だよ!!
明日の朝出陣しましょー、と言われたので本拠地を巡って仲間達の思いを色々聞いてから就寝。サイアリーズだけどこを捜しても見つかりませんでした。
ロイ君もう告っちゃえよ。応援するからさ。
そんな叔母様は夜中に離れの辺りを歩いてました。その背後にドルフが。なにやら怪しい雰囲気です。




翌朝。軍議の間に集まった面々は、ボズの号令と共に出陣。
敵部隊はある程度進んだら停止するので1部隊ずつおびき寄せてタコ殴り。バベッジ先生頼りになるぅ!!(とどめはほとんど彼)
あっさり大勝利を収めた後、リム奪還作戦に移行します。
ニセモノチームことロイ君&ゼラセさんは星の紋章で軽くアレニアをぶちのめしました。
ゼラセさんに「似ているのは顔だけですか」と言われましたが、いやいや、プレイヤーが言いたいことをちゃんと代弁してくれてるよ。OKOK!!



そーしーて、次なる戦いはカイル対ザハーク!!
ここでカイルが負けたら王子の名をつぶやいて死ぬらしいですが、そんなん見れるか!!もうね、ここのカイルのセリフがたまらない。いい男だわ。
自分用に書き残しておきます。



ロイを囮だと見破ったザハーク、リムの側へ戻ろうとしたら不良騎士参上。
「さっすがー。鋭いね!」
「や!久しぶり!」

「…カイル殿か。そこをどけ。女王騎士は女王陛下をお守りせねばならない。」
「聞こえないなー。」
「あんたは女王陛下を守ってるんじゃない。あんたたちの罪をごまかすためのカンバンを守ってるだけさ。」
「そんなんで女王騎士ヅラされちゃあオレだって怒っちゃうよ?」

「勝手に任務を放棄していつの間にか反乱軍に加わっていた者が女王騎士を語るのか?」
「ああ、語るさ。」
「オレはね、アルシュタート様もフェリド様もサイアリーズ様も王子も姫様も大好きだった。
だから、女王騎士になった。
だから、オレの好きな人たちを裏切ったあんたが許せない。」
「オトシマエ、つけてもらうよ?」



……素敵。
孤児だったカイルにとっては女王一家は理想の家族だったんだろうなあ。
だから、騎士だからとか、女王のためだからとかではなく、大事に思っていた温かい家族が壊されたのが許せない。
ああ、惚れ直した……!!!
彼の心意気に応えるためにも、この戦い、負けるわけにはいかないわ…!!
レヴィとビッキーの烈火で傷ひとつなく終了。
某サイトさんの「カイル&ビーバー5」も楽しそうだったんですが、ビーバーは装備面で不安が残るので諦めました。
勝利後、「ザハーク殿、弱くなったんじゃないのー?」
「もう一度、試してみるか?」
「望むところ!」
の会話に、一騎討ちか?とドキドキしましたが違いました。残念。



しかし、カイルにばかり注目しているわけにはいきません。
本陣に迫るのは王子率いる奪還チーム。またもサイアリーズの様子がおかしいですが、リオンが声をかけると我に返りました。
もう少し、というところにやって来たのは久しぶりなガレオン。
女王騎士は女王騎士長の命に従わねばならない、と通してくれません。
待てや。女王騎士は女王の所有でしょうが。騎士長はそのリーダーであるというだけで。
どう見ても今の状況は女王の意思に背くものなのに、どうして聞き入れ続けるのか。
なーんて、説得するのもめんどくさい(オイ)ので、ぶちのめしまーす。ごめんねー?
ここの戦いで流れる音楽が哀しいよ。
フィニッシュはミアキスとのお守り攻撃でした。なんでカイル(のみ)との協力攻撃がないんだよ…。
よろよろしつつもまだ戦意を喪失しないガレオン。
そこに「もう良い!やめよガレオン!」の声が。
リムが自ら出てきてガレオンに休むことを命じます。
泣き出すミアキス「わ、わらわが…ガマンしておるのに…先に泣くヤツが…あるか!」と怒るリム。
うんうん、今まで良くがんばったね。まだ10歳なのに一人ぼっちで。
それから王子を見るリム。
「兄上…来てくれると…信じておった…!」
王子の笑顔がまぶしいよ。
やっとのことで再会できた兄妹。王子が手を広げ、リムがその腕に飛び込もうとした瞬間!
リオンに突き飛ばされる王子。立ち尽くすリオンの背後にはドルフが。
そして、リオンの脇腹に食い込んだ短刀。
崩れ落ちるリオンを抱きとめた王子に駆け寄ろうとしたリムの肩を掴み、連れ去ったのは今まで王子を支えてくれたサイアリーズでした。
リムの絶叫が痛い…。
医術の心得があるガレオンが診てくれましたが、どんどん脈が弱り、動かすのも危険な状態。
くそう、なんのために身代わり地蔵があるんだYO!と叫びたくなったとき、黎明の紋章が輝き、少しだけ持ち直しました。
その隙に本拠地まで搬送。ガレオンもついて来てくれました。



シルヴァの処置中、医務室の外で激昂したロイが「あんたが…あんたがついていながらなにやってんだよ!」と王子に掴みかかりましたが、今の王子には何も言い返すことはできません。
するとカイルが「よすんだ、ロイ君。リオンちゃんは役割を果たしたんだ。王子を責めることは彼女を侮辱するのと同じことだ」となだめてくれました。
愛してる…!!
でも王子はそんなこと望んじゃいないんだろうなあ。リオンも王子の大切な家族なんだから。



リオンは峠を越しましたが目覚めません。
そんな時、ガレオンが王子に伝えねばならないことがあるとルセリナ経由で言ってきました。
自室に向かう途中、城のみんなが色々なやり方で気を使ってくれますが、バベッジだけはいつもと変わらないセリフでした。
あ、あのコルネリオでさえ(ちょっとは)優しくしてくれたのに!!(笑)
シュンミンのセリフが印象的。
「王子様!いい魚が入ってるの!王子様に食べてほしいの!だから…だからそんな顔しないで…元気…うっ…だ、出して…ぐすっ…ううっ…あううう…ご、ごめんなさい…わ、わたしは…大丈夫…なの!」
シュンミンはいい子だね。きっとハイ・ヨーもそんな優しいところに魅かれたんだね。
未来を知ってるだけに辛いです。きっと幸せだったんだろうと信じたい。
ヴィルヘルムもいい感じ。兄貴って呼ぶのは許さないけど。
オロクはかなり鋭いことを言ってきますね。
「姫様を助ければ俺たちの勝ちだったが、あんたが捕まるか殺されればあいつらの勝ちだった。だが、あいつらはそれをしなかった。奴等…いくさを続けたいのか?」





自室の前にはミアキスとカイルも呼ばれていました。
そして、ゴドウィンの手により太陽宮が陥ちた日に何があったのかをガレオンが話してくれました。
あの夜、謁見の間ではアルシュタートを守ってフェリド、ガレオン、ゲオルグが戦っていた。
幽世の門が相手でもファレナの誇る女王騎士は善戦し、状況はこちらに有利に傾き始めた。
玉座から離れず見守る女王。その時、彼女の目にゴドウィンの弓兵がフェリドを狙っている様子が映った。
とっさに太陽の紋章を使用するアルシュタート。
しかし、それがきっかけで太陽の紋章が暴走を始め、止めようとしたフェリドまで光の粒になって消えてしまった。
我に返ったアルシュタートが伸ばした手は届かず、呆然とする妻に優しく微笑みながら消えていったフェリド。
このシーンのフェリドの表情が、もう……!!!!
何か言ってるんだけど聞こえないのが切ない。



泣き崩れるアルシュタート。
哀しみと絶望は紋章を抑えていた理性を取り払い、城ごと、国ごとすべてを灼き尽くそうとレベル4(多分)を発動させかけます。
もう彼女を止めるべき夫はいない(これって、いざと言う時はフェリドが止める覚悟だったってことですよね…)。
「俺が出来ないときのために」というフェリドとの約束に従い、ゲオルグがアルシュタートの胸に剣を突き立て…ちょうど駆け込んだミアキスがそれを目撃した…と。



やっと正気に戻ったアルシュタートはゲオルグに礼を言い、子供たちのことを託して息を引取りました。
そして、宿主を失った太陽の紋章は女王の身体を抜け出し、天に昇る。まるで彼女の魂であるかのように。
封印の間でキリィが見守る中、紋章は静かに封印像に宿った。
これが「ファレナの女王殺し」の真相。



言い訳しないゲオルグは漢だねえ…。