久々の大ハズレでした。

相方に誘われて『OUT OF ORDER〜偉人伝心』を観て来ました。途中まで。



以下、あまり良いことが書かれておりませんので折りたたみます。
非常に否定的な内容です。読まれる方は覚悟の上でどうぞ。
ご気分を害されても責任を持ちませんよ〜。






えーと、これは個人的な見方なのですけれども。
つまらなかったです。
あまりにつまらなかったんで幕間でとっとと退場して来ました。こんなに休憩が待ち遠しかったのは初めて。
相方にはコンサートに舞台にと色々連れて行ってもらってるんですが、知らない劇団や聴いたことのないジャンルの音楽でも、いわゆる「一流」以上のアーティストの演技・演奏は、なんていうのか、「心が震える」ってのが一番近いんですかね、人に何かを感じさせるエネルギーがある、と思います。
今回はぴくりとも動きませんでしたよ〜。




全部観てない私がストーリーを語るのもなんですので興味のある方は公式サイトへどうぞ。


でもね、あれは大阪でやっちゃだめでしょ。
新喜劇やら漫才を見慣れている大阪人にあんなもので笑ってもらおうなんて馬鹿にしてるのかと言いたくなります。
あんなもんで金取っちゃいけませんよ。
あれ、でも周りの人たちはほとんどみんな大笑いしたりきゃあきゃあ言ってましたね。
わかんないなあ。素人にはわからない面白さなのかな。
別に解りたくないけど。


まずカチンときたのが、ライト兄弟が「父親から継いだ」自転車屋を経営してたことですね。
歴史変えてんじゃねえよと。私も相方も伝記やら「マンガ日本の歴史」の類を読んで育った口ですので、もうそこで気に入らない。


さらにナイチンゲールの話で松葉杖を銃に見立ててばんばん撃ちまくり、女王に「女王様」「女王様」(普通「陛下」だろうが)言いまくるわ、そもそも敬語がめちゃくちゃだわ、ナースとシスターがレザーの衣装で歌いまくるわでとうとう我慢できなくなって出てきちゃいました。


帰り道で相方が「こんなんだとは思わなかった、申し訳ない」と誘ったことを何度も謝ってくれました。自分もダメージでかかったろうに。

昼に食べたカツ丼が安くて旨かったのが救いですね〜。


時間が余ったのでデパ地下でうろうろしてたら、上品そうなおば様が「アンリってケーキ屋はどこでしょうか?」と訊ねてこられました。
多分アンリ・シャルパンティエのことだろうなと思ったので(すぐそばでした)教えて差し上げたんですが、わざわざ結構な距離を歩いて私に話しかけられたおば様……。
なぜだ。