21話「さまよう眸」感想

まぬけすぎる


アバンタイトルは妙に気合入ってます。
ステラが波打ち際で「ウフフフフ、チャプチャプ」と波と戯れ…ていうか踊り(正直「異界送り」にしか見えない(笑))、アウルはホテル?のテラスからその光景を眺め、オクレ兄さんはひたすらネトゲ(笑)
なんだ、スタッフ某所の日記ファンなのか?


一方、議長は数々の騒動の種(主にアスラン関係)を蒔いたままご出立。
(この飛行機堕ちたら問題の半分くらいは解決するよな…)
同時刻、アスランは色々疲れきっていたためようやく目覚め、ふと隣を見ると毛布に人間型の盛り上がりが。
あー、酔っ払って目が覚めたら…ってパターンですね。あははははちょっとそこに座れ。


恐る恐る上掛けを取っ払うと、ベビードール着用のミーアがいてわあびっくり。ベッドから転げ落ちるアスランいしださんはえんぎうまいなあ。


硬直してるところにタイミングよくルナマリアがやってきて慌ててズボンを穿こうとわたわたしてる間にミーアがドアを開け誘いを断ってドアを閉めました。あははははははははははははははははははくけけけけけけけけけけけ



…すみません、すこし落ち着きました。斧を置いて…と。
チャックぐらいちゃんと上げろよ、浮気者!!
ミーアはラクスのふり(というのも身の程知らずで我慢なりませんが)を続けるうちに公私共にラクス=アスランの婚約者であらねば、と思い込んでしまったのでしょうか。
それよりも一応軍人のアスランのベッドに潜り込んで気付かせもしなかった能力はすごいと思うのですが。くのいちか貴様。


ラウンジではハイネがティータイム。そこになぜか苛立つルナマリアとシンが降りてきます。
「シンはいいわよね〜。昨日はあ〜んなお褒めの言葉までいただいて、おまけに今日はOFF」うんうん、君は褒められる戦績残してないからね〜。


ハイネは冷たい外見とは違って気さくな性格のようで。
休暇明けからミネルバに合流とのこと。
指揮官が三人も同じ艦に乗るってことですか?多分直接指揮を執るのはアスランなのでしょうが、先任のハイネに命令はしづらいでしょうに。議長めちゃくちゃです。
ところで、「立場が違うと、見えるものも違う」この言葉はなかなか深いです。
恐らく今の時点でアスランとキラの見ているものは違う。以前のように同じものを見て戦う日は…ちょっと遠いようです。
怒ってばかりなのもなんなので、少しだけアスランを持ち上げ。
ミーアのことを他人の前で「ラクス」とは決して呼ばなかった。よしよし。


シンは一日休暇。レイにも悪いので艦に戻ると言ったアスランルナマリアのお門違いの嫉妬が炸裂。なんで君が怒るのかお姉さんわからないよ…。
恋人でもなんでもないのにあんな態度で、弁解したら嫌味言われて。怒るのは勝手ですが、彼女の場合公私を区別できないようなので(今回のセリフも上官に対するものではない)、このままの状態で戦闘に入った場合、味方全員の生命に関わります。
赤服にはミーアがラクスでないことを言ってもいいと思うんですけどね〜。そのほうが協力してもらえるだろうし。議長の権威にも関わることですから、ルナマリアの軽い口も少しは重くもなるでしょう。
まあ、いずれラクス様が現れるときにショックを大きくするため、ということにしておきます。


アスランミネルバの自室でパソコンいじり。画面のオーブを中心とした円を見るだに、アークエンジェルの移動範囲を予想中。実際はスカンジナビアにいますから、大はずれです。
前作のキラセンサーは衰えたのか?


シンは盗んだバイクで走り出しました。この地域はメット着用は義務付けられていないようで。ほどなく海に到着。
火サスラスト二十分で犯人が自白するような断崖が見えます。


そこに金髪の少女=ステラが歌い踊りながらその断崖へ近づきます。アーモリーワンで出会ったというか乳をもんだ少女のことは記憶から消えたようです。ラッキースケベの風上にもおけません。
なんとなくほほえましく少女の舞をながめ…次の瞬間、盛大な水音が(爆笑)
「う、嘘だろおっ!!」シン、視聴者の気持ちを代弁。
とにかく、助けなくては!!マユの携帯をちゃんと崖の上に残して、飛び込みました。
って、深いなオイ。
こういう崖って、たいてい直下は岩がぼこぼこ突き出した浅瀬になってるんですが。
そんなリアリティをこのアニメに求めちゃだめですか。そうですか。


まあ偶然にも深かったっちゅーことで、シンはステラを海面まで引き上げることに成功。
ちゃんと後ろから近づいてます。おぼれた人はパニックになってしがみついてきますからね。
できたらあんなひらひらする服は脱がせたほうがより安全なのですが。
スイミングスクールで服着たまま泳ぐ訓練をしたことがありますが、水を吸った服は恐ろしく重いです。コーディはすごいや。


ようやく陸に上がり、ほっとしたシンは知らずにステラのブロックワードを言っちゃいました。
見る間にステラの顔は劇画調に変化し、再びパニック。
あのさあネオ。ブロックワードって変更できないの?
こんなよく聞く単語でいちいち恐慌状態に陥る兵士なんておちおち戦場に出せないですよ。
せめて、「正露丸のせコーラかけごはん」とかさ。(パタリロネタ)


しかし強化人間ってのはすごいですね。コーディの現役赤服を吹っ飛ばすエルボー(笑)
シンは勝手に戦争の被害者だと思い込んでしまいました。思わず出た言葉が「俺が君を守るから」君の上官みたいにならんようにな。
辿り着いた場所は三方を高い崖に囲まれ、シン一人ならともかく、怪我をしたステラを連れて上がるのは無理そうです。
怒られるのを覚悟でエマージェンシーコールをミネルバに送ります。
前作の教訓を活かして二年間で開発したようです。ザラ隊の初任務は名誉ある隊長の捜索だったなあ(笑)



このシーンでかかった曲は「深海の孤独」だそうで。作詞作曲は例の梶浦氏。
聞き取れた分書いてみました。



哀しみを教えて (前奏)
瞳を 閉じていたら 哀しみも見えないと
温もり 知らずにいれば 傷つくこともないと


思い出せない 優しい声を 弔う 胸の海原
消え失せた過去から 誰かが 呼んでいるの


哀しみをこの手に 取り戻すときは いつも
二度とは来ない 今 あなたのことしか見えない


いつか 見せた 波の静けさの方へ  
海の底に 消えた 優しさの方へ 


愛し合う未来を 確かに 知っているの
哀しみをこの手に 取り戻すそのときまで
二度とは来ない 今 あなたのことしか見えない




ここでビデオが切れました…_| ̄|○
生で見てたので急いでテープ入れ替えましたが…痛恨。正確な歌詞はサントラまでおあずけです。


ステラは傷口にハンカチを巻いてくれたお礼にシンに貝殻を渡します。ほのぼの。
そこにやっとアスランがシンを迎えに来ました。
言うことがあやふやなステラに困っていたところでステラを探していたオクレ兄さんたちとばったり。
とりあえずアスランアーモリーワンにいたステラ達3人を覚えていたことはすごい。シンは胸触ったくせに忘れてたのに。


別れがたそうなステラについ「また、逢えるから!!」と叫ぶシン。
確かに再び逢う日は近いです。ただし、その場所は戦場でしょうが。


ところで、バイク&崖の上に置いて来ちゃったもの達は回収できたんでしょうか。
あの崖ステラ探しに来たオクレ兄さんたちが来てたみたいですが…。