ボンボンのキラ様も素敵。

mumuliku2005-04-13

ボンボン掲載の種漫画を読みました。
あまりの面白&燃え展開につい感想など書いてみました。


超ネタバレですので、これから読む予定の方は取舵10、回避ィ〜!!してください。



この手の雑誌って結構面白かったりするんですよね…本編より(苦笑)
前作の漫画も最後カガリが戦場に出てこなかったりキラがアスランを迎えに行ったり、こっちの展開のがいいな〜、というものでした。フラガの最期も燃えるものでしたし。


さて、今回のお話はハイネが死ぬ回でした。んでもってキラ様最強。生ける伝説!!

  • オーブを止めようと出撃するカガリ
  • ネオに追求され、撃墜命令を出すユウナ。


このへんまでは本編と変化なしです。
そして…!!


撃たれかけ、「ああっ」と思わず目をつぶるカガリ
しかし、フリーダムがシールドで身を挺して庇いました。
カガリは下がって……後は……僕の仕事だ」そう言い残しドウ→ゴオッと戦場に飛び込むキラ。
って、速っ!!カガリが「キラ!!」と叫ぶ間に何百メートル飛んでるんだフリーダム!!スーパーサイヤ人みたいな軌跡が残ってるし。


さあ、ここからがキラ様&フリーダムの独壇場です。
シン(とセイバー)の目の前を「ヒュンッ」と横切るフリーダム。
その姿はもはや肉眼では捉えきれず、ただの影になっております。
その影が横切る一瞬に「ガッ、ズシャ、バババン」と一気に4機のMS(うち1機はハイネグフ)の戦力を奪うフリーダム。


これにはシンもびっくり。
「何!?一瞬で4機も!!」「しかも武器だけ??」
なんだかテニプリのフェンス外の驚き要員みたいになってしまいました。
きっともう少ししたら「出た――っ!!ハイマット・フルバースト!!」とか叫ぶようになります。



「ヤキン戦にも出撃した」凄腕☆フェイス、ハイネさんは知っておりました。
シンに通信を入れ警告します。
「間違いない!!奴だ!!気をつけろシン!」
シンは「え?」と呆けてます。(注・主人公)
「奴はヤキン・ドゥーエのフリーダム!!」
「前大戦末期ザフトと地球軍の間に割って入り戦争終結のきっかけを作った最強のMS!」


そうくっちゃべってる間にもフリーダムはばったばったとMS群を沈黙させています。ごめんねぇ〜〜、強くてさあ!!



シンもこのままでは主役の座が危ういと感じ取ったのでしょう。
「……何が」
ヤキン・ドゥーエのフリーダムだ!これじゃただ混乱させてるだけじゃないか!!」
と叫び無謀にも正面から突っ込みます。
おお、本編では微動だにできなかった奴よりこっちのシンは見所があります。
このシーン、ちっこいセイバーが「あ、待て!!」と一応制止しようとしてるところがなんだか笑えます。セイバー最高速なんだから止めなよ(笑)


「いったい何がしたいんだ!?あんたはっ」
と、背後から斬りかかるインパルス


倒したら何がしたいのか聞けないよ?


キラ様は何も語らず、振り向きざまにインパルスの手首を「ザンッ」と薙いで飛び去ります。
その隙にインパルスに対してガイアが放ったビームが迫ります。


それを庇って間に入ったハイネグフ!!
シンは「ああ…」と声を漏らすばかりで、どうすることもできません。
「ボッ…ボボンッ」と煙と炎を吐きながら墜落するグフ。



たまらず、「ヴェ…ヴェステンフルス隊長!!」と呼びかけるシン。
ハイネは「ふっ…」と笑みを漏らし、

だーかーら、ハイネだって…
ドオオッ、インパルスの目前で爆散するグフ。


ハイネー!!」と叫ぶシンで〆。
柱には「緋の戦士、ハイネ・ヴェステンフルス死す!!」



ああんもう、面白い!!
これならハイネも間抜けじゃないし、うっかりタカノリとか馬鹿にされることもなかったのに〜〜。
逆に考えると、本編がどんなにアレな脚本かが浮き彫りになります…。