種デス26話「約束」感想

mumuliku2005-04-17

まず一言叫ばせてください。
フリーダムかっけええええええ!!!!



ガイアのパイロットがステラだったことに驚くシン。
インパルスに乗っけてミネルバの医務室に連れて行っちゃいます。
しかし君、医者に対しても偉そうだな。


焦りのあまり医者に対して言った言葉「死んじゃったらどうするんだよ!!」がうっかりブロックワード。
興奮状態のステラはシンを押し倒し、そこにいた看護士の首を絞めちゃいました。
でもこの看護士さんは後でステラとシンに同情を寄せてくれます。
興奮状態が極限に達したステラは失神。


艦長室でシンはこってり絞られます。
まあ自爆なんかされたらミネルバヤバイですからね〜。
前作のアークエンジェルは人手不足とはいえ、ディアッカを医務室に放置したり、おおらかだったなあ。


一通りお説教と事情説明が済んだところに医務室から連絡が。
部屋に入ると、ステラは革ベルトで拘束されていました。
前作では後ろ手にロープで縛ったまま転がしてましたから、アークエンジェルはおおら(略
しかし、あの時のディアッカ手痛かったんじゃないですかね。体重が手首にかかっちゃうんだから。


ざっと検査したところ、ステラが連合の強化人間であることが判明。
タリアは半ば予想していたようで。
ここの医師のセリフにふと、前作砂漠編序盤の軍医のコーディを化け物みたいに言った言葉を思い出して怒りが。
私は何でもキラに結びつけるなあ。


と、そこでステラが意識を取り戻しました。
シンが「ステラ、僕だよ」(そういえばこの子素では一人称「僕」なんですね)と呼びかけても、最適化時に“入念に”記憶を消されているステラは「お前は誰だ」と冷たい態度。ステラさん顔が劇画調になってますよ。
再び興奮状態に陥るステラ。押さえつけるシン。
ところで、ここで「僕だ、シンだよ」が「死んだよ」に聞こえた私は「あー、また言っちゃったよ〜」と思っていました。


シンに押さえつけられる中、ステラの心に浮かぶ誰かの優しい手。巻いてもらったハンカチ。
でもその手の持ち主が目の前にいるシンとは結びつきません。
結局薬を打たれ、ネオの名を呼びながら眠るステラ。


J.P.ジョーンズではオクレ兄さんとアウルが最適化中。
ステラは「損失」状態とされました。
ネオは二人の記憶からステラのことを消すことにしました。
ここの技師が「え…消すんですか、それはちょっと…」と言った時におお、同情的な人もいるのね…。と思ったら「大仕事になりますよ」にがっくし。あ、そっちですか。
でも小さい頃から一緒に育った妹分のことをちょっとやそっとの記憶操作で消せるのでしょうか。
表面的には消せたつもりでも、きっと心の底では忘れないと信じたいです。


ミネルバはステラを乗せたまま発進。タルキウスへ向かいます。
タリアは研究所の報告書作成。
セイバーの中の人は言うことを聞かないキラのことを思い悶々としております。
イライラするのはこっちだわよ!!
ルナマリアは盗聴の報告をすべきかどうか悩んでます。
まあね、ラクスが偽者ってのは言いづらいわね。
医務室で眠るステラの様子を見にやってくるシン。
って、モニターしてるの女性一人ですか?拘束してるとはいえ、ちょっとうかつ。看護士は部屋の外に。
シンがステラを連れ出すかも…とか思わないのでしょうか。まあドアの外にいたようなので気を使って二人きりにしてくれたみたいですね。
ステラの頭をなでながら語りかけるうちに目を覚ました彼女。
「シン……会いに来た…シン」と呟きます。
ディオキアで交わした「会いに行くよ」という約束を機械では消せなかった。
駄目じゃん。


あのー、ミネルバクルー全員、ガイア=ステラがハイネを殺した事実をスルーしてるのはなんでですか。全部フリーダムのせいになってんの?
あれだけキラばかりを責めたセイバーの中の人も! あれだけキラを責めておきながらステラはスルーかねこのデコ助が。


さあデコはほっといて、ここから本編が始まりますよ!!!!

アークエンジェルの展望台でマリンスノーを眺めるキラ。
そこにラクスがやってきます。
「綺麗ですわね…地球ってふしぎ…」
「そうだね」
そっと肩を寄せるラクスに自然に腰に手を回すキラ。
ああんもうこのカップル可愛いいい!!!
でもちょっと待ったラクス様!!あなたの隣には宇宙の至宝、奇跡の存在がいるのですが!!!
何が不思議ってキラみたいな可愛い子ちゃんがこの世に誕生したのが不思議☆ミラクルですよ!!(;´Д`)ハァハァユーレンGJ!!


すいません。ちょっとだけ落ち着きました。


でも話す事は真剣。
「…アスランのことは?」
「うん…何が本当か…彼の言うこともわかるから…また、よくわからなくて」
「そうですわね」
「プラントが、本当にアスランの言うとおりなら、僕たちは…」
「オーブにも問題はあるけど、じゃあ、僕たちはどうするのが一番いいのか…」

キラはちゃんとセイバーの中の人の意見というか押し付けの言葉を聞いて、もし議長が疑うような人物でなかったら、と考えていたんですね。
でもセイバーの中の人は議長を欠片も疑わず、ただキラのしたことを間違っていると決め付けて、「やめろやめろ」というばかりでキラの言葉を、行動のわけを考えようともしない…。
いっぺん自爆でもすれば頭は冷えますか?


ラクスは答えます。
「わかりませんわね…」
「ですからわたくし、見てまいりますわ、プラントの様子を」

「えっ」とキラびっくり。今のキラをここまで驚かせることが出来るのはラクスだけです。
「道を探すにも、手がかりが必要ですわ」
「そりゃ駄目だ!!君はプラントには…!!」
議長に対する疑いが晴れたわけではないこの状況下で、その本拠地ともいえるプラントへ行くのは非常に危険です。
「大丈夫です、キラ」
彼女が思うのは、オーブで自分の命が狙われたときのこと。
二年前の戦争で、キラは心に深い傷を負った。その傷はまだ癒えていない。なのに、彼は鍵を渡すのを躊躇う自分に「大丈夫」と微笑み、自分たちを守るために再びフリーダムに乗った。
でも、彼女はただ守られるだけのお姫様ではありません。自分で立って、自分の足で歩めるひと。
「わたくしももう、大丈夫ですから」
ラクス……」
彼女の意思がもう変えられないものであることを知るキラ。
「行くべき時なのです。行かせてくださいな、…ね?キラ」
そのころ、ぼーっとニュースを見ていた虎が、偽ラクスが宇宙に帰るということを知り、「んん?」とにんまり。
虎はキラより先に計画を知っていた、もしくは一緒に計画を立てたようです。
しかし、セイバーの中の人よ、ニュースくらい見ないのか?
議長が用意した「戦争を止めたい歌姫(偽者)」が、なんで戦意高揚のために各地を回るんだよ。



そしてディオキアの基地。
一台のリムジンが止まり、登場したるはラクス様(モノホン)と怪しい関西弁のアフロ(爆笑)
「はいはいはいはい、どーもどーもぉ。あんじょおたのむでぇ」
「みなさ〜ん、こんにちは〜。お疲れ様でぇ〜すぅ」
ラクス様演技派!!女優だって出来ます。それにしてもあの下品な格好を真似しなくてよかった…。
さすがアイドル、サインだってお手の物。虎も口を開けて見てます。


そのころ、リリーナ様張りのピンクリムジンで偽者がようやく到着。
「なんや、誰も出迎えに来てへんのかいな」
「んもう、あたしが来たっていうのにぃ〜」
この女、本性を現しはじめました。
「なになにぃ〜もう〜、どうして誰も…」
そこに、さっき本物からサインを貰ったザフト兵が偽者を見てびっくり。
気付けよ、本物のオーラでさぁ。


しかし時はすでに遅く、シャトル乗っ取り完了。
「どーゆうこと、んもう!!」と管制塔へ走る偽者一行。
本物のラクスを偽者呼ばわりして、シャトル一機のためにMS出撃。
はいみなさん、ここで10話での偽者のセリフを思い出してみましょう。
「ううん、だけじゃないですよね。ラクスさんは、何時だって必要なんです、皆に。強くて、綺麗で、優しくて。ミーアは別に誰にも必要じゃないけど…。だから今だけでもいいんです、私は。今いらっしゃらないラクスさんの代わりに議長や皆の為のお手伝いが出来たらそれだけで嬉しい」


この女、とうとう尻尾を出しやがったな。
結局はちやほやされたかっただけじゃないか。
いや、純粋にラクスが好きであってもやったことは許されませんが。
竹Pの「あかんで、ありゃほんまもんや」に対して「ああ〜ん!?(怒)」
だもんな。
お前ラクスが好きだったんじゃないのかよ。
MS出撃も止めないし。
あーもう、この光景をセイバーの中の人に見せたい。あの節穴野郎…。


たかがシャトル一機にMSバビがガンガン出撃。ミサイルがシャトルに迫ります。危ない!!
しか〜し、そこにキラのフリーダムが燦然と登場!!
全弾撃墜!!
今度はシャトル守れたね、キラ…。


空を飛べるバビを全て追撃不能にし、今度は基地の方へ。
ほっておくと第二陣が来ますし、シャトルを補足されたままだと乗り換えも難しいですからね。
それに、ラクスの名を騙る不届者にもちょっと痛い目見せなきゃいけないですし。


ここでのフリーダムのかっこいいこと!!レーダードーム破壊するときのレールガンの描写には痺れました。
次回でラクス追撃を議長が命じますが、『ラクス・クライン』を『フリーダム』が守っていた、って結構大きい気がします。
一緒に戦っていたことは皆知ってるはずですし、その強さは遭遇したものなら誰もが認める(つまり偽者じゃないってこと)でしょう。
ま、そんな情報議長に握りつぶされるんでしょうね…。


風圧で管制塔のガラスにひびを入れた(「割っていない」力加減にキラの怒りとすごさを感じます)フリーダムは反転、シャトルに追いつき(すごい速さですね…)通信を開きます。
ラクスを心配し、「やっぱり僕も…」というキラにアークエンジェルにいてくれと言うラクス。
「必ず帰ってきます。あなたの元へ」
「ほんとに、気をつけて…」
約束を交わし、ラクスのシャトルは遠ざかっていきます。
通信が繋がらなくなるぎりぎりまで並んで飛ぶシャトルとフリーダム。
まだ心配げに空を見上げるキラが切ない。
ああもう!!かわい(強制終了)



さて、今回から新EDでしたが…何かみんな死にそうな気が。
ていうか、第3クールっぽくないですね。どっちかというと第4クールっぽい。

こんなふうに、みんなが笑い合える世界は来ないだろうと思うとなんだか悲しいです。
ところで、後で見てた姉に「誰が主役だと思う?」と聞いてみたところ、「キラ様やろ?」(私がキラ様キラ様言ってるからね…)との回答。
あははは、やっぱり?