現在午前3時40分。

ハリーポッターの翻訳本が好きな方、映画をまだ見ていない方はご注意ください。


正月の混雑もそろそろ途切れただろうと、ハリーポッターの映画を見てきました。
しかし、レイトショーとはいえ、観客が私達含めて6人ってのはどうよ。
貸切のようでちょっぴりブルジョア気分でしたが。
同行者が結構なハリポタスキーなので、パンフレットを欲しがったのですが、「ま、後でいいか」と早々に着席したことを後悔したのは数時間後のお話。


ナルニア物語の予告では字幕に「アスラン」と出るたびに相方の冷たい視線に受けつつ笑いを堪えるのが大変でした。
こっちの「アスラン」がずっと先に誕生したのでしょうが、「アスランは偉大」とか言われると…ねえ。



えー、感想はひとことで言えば「なんか中途半端」でした。
私は翻訳本の1巻と2巻は何とか読んだのですが、どうも訳者の文体というか、表現方法が私には合わなくて3巻以降は未読でした。原作本英訳する気力もないですし。
もっとも、ベストセラーになると読む気が半減するという難儀な性格も読まない理由の一つでもあるのですが。
誰かもっと優秀な人が翻訳しなおしてくれないかなあ。ハリポタを発掘した能力は認めるけどさ。ああ、翻訳者って責任重大だなあ。
でも版権取っちゃってるから無理だよね。版権といえば、出版元はかなりえぐい商売してると噂になってますが、このシリーズが完結したらどうするんだろう。ドジョウはそう何匹も落ちてないよ。

で、今回の翻訳本を読んでいないのを知った同行者が「とりあえず読め」と本を押し付けてきたので下巻のラスト50ページほどをぱらぱら(読み方として最低だ)。
うーむ、やっぱり肌に合わないよ。
お義理は果たしたということで許しておくんなまし。



で、本編ですが、だいぶ端折ってたようで。
私が読んだ部分だけでも
守護霊の親父さんが出てこない
名付け親も出てこない
屋敷しもべ妖精(この訳語も違和感ある…)も出てこない
フォークスが傷を治してくれない
クラウチがなんでここにいた経緯がわからない
クラウチが殺されない
変なところで終わる
などなど、沢山。
全部映像化なんてしてられないんでしょうが、削れる場面はもっとあったと思うんですが。
DVDの特典映像になるのかも。



今回エンドロールの後におまけはないとは知っていて、相方にも伝えたのですが、なんとなく最後まで見てしまいました。
後で聞いたらなんのことはない、お互い相方が立つのを待っていたのです。
10分無駄にしたー。


そしてパンフを買おうと売店へ向かったら閉店してました。
明日「有頂天ホテル」見に行った時に買うことにしたようですが、それにしても商売っ気ないね。
ま、買うかわからん観客6人きりのために売店開けておくほうが経費がかかるって事か。
不況ってつらいのね。


さあて、それじゃそろそろ寝ます。お休みなさい〜。