死が二人を別つまで。

あやかしびと -幻妖異聞録-(初回限定版)

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逢難ルート読了っ。
ほうにゃん可愛いよほうにゃん。



もともとPC版をプレイしてたので他をすっ飛ばして逢難ルート一直線。
PC版では老人のような印象を受けた逢難がこんなツンデレ狐ッ娘に変貌するとは恐るべし"おひとよし"だ如月双七。

えー、前に書いた気もしますが、私はヒロインの中では刀子さんが一番でして。
公式サイトで行われた人気投票でも毎夜一乃谷兄妹に入れ続けたものです。たまに「服かっこいい」アイツに入れたりもしましたが(笑)


ですが逢難ルートに進むには、刀子ルートから分岐するより他にはなく。
①序盤からひたすら刀子寄りの選択(歓迎パーティーで「刀子先輩の側へ行く」、クラブの査察で「会長と行動を共にする」など)を選び続ける。
②ストーカー問題が解決(那美子と和解)した後、ずーっと進めて神社ですずの様子がおかしくなり、言霊で無理矢理眠らされそうになった時に「起き続ける」選択肢を選ぶ。

これでばっちり逢難に憑り付かれ、魅惑のチキルームほうにゃんルートに進めるわけです。

つ ま り 。
愛しい刀子さんを斬り捨て切り捨てねば"ほうにゃん"ではなく"逢難"に憑かれちゃうのです。
嗚呼なんたるジレンマ。


ちなみに逢難ルートにEDは二つあり、「転生ED」と「融合ED」はどちらもグッドと言ってよいでしょう。


転生EDは、PC版の「中出しED」の続きっぽく、愁厳(ちま愁厳ではなく成長バージョン)が登場し、転生したほうにゃん(仮)との出会いが続きを色々と妄想させますな。
ぜひ一乃谷家(そりゃもう婿養子だろう)に遊びに行くんだほうにゃん(仮)!!
街で探し続けた"金髪"そのものの彼女に思わず見入って刀子さんに関節を極められるがいい。


融合EDは一言で言うと「俺がアイツでアイツが俺で」。
若しくは「セイギノミカタ」。
例の「服かっこいい」あの人がまた新しい死に様を開発。


残念なのは追加されたイラストのクオリティが……なこと。
すずと双七のガラス越しの別離の絵がもう……_| ̄|○
あと、そこまでグロシーン削らんでもとか、薫の過去が「ぬるい」とか、PC版と比べてシナリオ面での細かい不満は若干あります。即死娘の存在意義が危うくなったり(笑)


それを取っ払えばかなりいいゲームです。
もともとえろすがなくともこの作品は(特に男性キャラに対する)「燃え」を楽しむゲームだと思っているので、魅力は殆ど損なわれていません。
そしてシステム面が素晴らしい。
直前にかまいたちの夜×3をプレイしてたので、快適さがより強調されますね。
セーブもロードも速い速い。読み返しもボイス聴き直しもスムーズそのもの。
これに慣れると他のノベルゲームプレイしづらいだろうなあと思うくらい。
あとは、ED(1回目)カットが出来たらなおよかった。バックイラストが変わっても一曲丸々聞き続けるのはちと辛い。
ま、それを込みにしても最高に近い操作感です。




えー、とりあえず逢難ルートを終えた私ですが、やっぱり刀子さんが好き。自分的正ヒロインは刀子さんだと再認識しました。
土日はゆっくり刀子ルートを楽しみたいと思います。