種デス29話「FATES」感想

mumuliku2005-05-08

あのー、さっっっっっぱりわかりませんでした。


なんなの?議長は結局キラをどうしたいの?
アスランは振られ男同士だからミーアをあげるよってこと?
タリアとは婚姻統制がもとで別れたから、婚姻統制を決定した(積極的に進めたのはパトリックみたいですが)シーゲルの娘がそれを蹴っ飛ばしてキラと結ばれるのは許せんというわけですか?


うーん、セリフを書き出しても全然わからん。
チェスの駒もえらい意味深ですし。
キラ=キング
ラクス=クイーン?
誰か「こうだよ」ってわかる人がいたら教えてください…。
まあ、一つだけ確かなのは、キラはいつも可愛いということですが。



一人でチェスボードに向かう議長。
「彼らはいつどこで、なぜ出会ってしまったのかは、私は知らない…」
キラがラクスを拾った辺りの回想。
フレイの暴言に私までへこみます。


ラクス・クライン…当時の最高評議会議長シーゲル・クラインの娘にして、パトリック・ザラの息子アスラン・ザラの定められた相手だった」
婚約時代のアスランラクス。
こんなとこ新規画像で作るんだったらバンクチェックをちゃんとしてください。
しかし顔を赤らめるアスランキモ…若いですね。


「それがなぜ…彼と出会ってしまったのか」
戦闘を回避するため人質に取られたラクスをアスランに引き渡したキラ。
当時のラクスは「コーディネイターだから」という目でしかキラを見なかった当時のアークエンジェルで、唯一個人としてのキラを見てくれた。孤独感からわずかでもキラを救ってくれた。キラ好きとしてはラクスに感謝したものです。


「それでも魂が引き合う、定められた者たち、定められた物事…。全てをそう言ってしまえるなら、ではわれらが、足掻きながらも生きるその意味は」
若いタリア登場。なんで桜…。
んでもって現在の議長の前に現れるクルーゼの幻。
「全てのものは生まれ、やがて死んでいく。ただそれだけのことだ」
そしてまだこの地位にはなかった、かつての自分。彼らは同じ会話をしたのでしょうか。
「だから何を望もうが、願おうが、無意味だと?」
「いやいや、そうではない。ただそれがわれらの愛しきこの世界。そして人という生き物だということさ。どれだけ、どう生きようとも」
「誰もが知っているが忘れていること。だが私だけは忘れない。決してそれを忘れない」
「こんな私の生に価値があるとしたら、知ったときから片時も、それを忘れたことがないということだけだろうがね(笑)」


議長はクルーゼが飲んでいた薬が詰まったピルケースを取り出し、眺める。
「だが、君とて望んで生きたのだ。まるで何かに抗うかのように、求めるかのように。願いは叶わぬものと知った時、われらはどうすればいい。それが定めと知ったときに」
「そんなことは私は知らない。私は私のことしか知りはしない。迷路の中を行くようなものさ。道は常に幾つも前にあり、われらは選び、ただ辿る。君たちはその先に願ったものがあると信じて。そして私はやはり…ないのだと、また知るために」
キングの足元にクイーンが転がったチェスボード。


若き日のギルとタリア。
タリアは子供が欲しくて、より子供が出来やすい相手を選んだ。そして、ギルも彼女を引き止めず別れを受け入れた。タリアの声に無理がある…。
おいおいおい、相手連れて別れ話かよ!!そりゃないよタリアさん。
ていうか小説の描写では元恋人なんて書いてなかったと思うんですが。ムウのこともあるし、もはや別物?
「誰が決めたというのだろう…なにを」
キングの駒を手に取る議長。


回想は着々と進み、フリーダム奪取。
アラスカの件を知るキラ、ここだけ見たらなんか悪い病気でも患ってるみたいです(笑)
赤服可愛いなあもう。ま、何着ても可愛いとか言うんでしょうが。


「仕方がなかった…。では、それは本当に選んだことか。選んだのは本当に自分か」
幼いレイがうずくまって泣いている。そこにシャア風の微妙な赤服を着たクルーゼが。
赤服はアスランたちの世代に出来た制度(2期上のミゲルの時にはなかった)ですから、ずっと昔のクルーゼの時にはなかったはずなんですよね。
「選び得なかった道の先にこそ、本当に望んだものがあったのではないか」
「そうして考えている間に時はなくなるぞ」
「選ばなかった道などなかったと同じ」
「もしもあの時、もしもあの時…。いくら振り返ってみても、もう戻れはしない…何も変えることなど出来ない」
「われらは常に、見えぬ未来へと進むしかないのだ。今ではないいつか…ここではないどこか。きっとそこにはあるだろう、素晴らしいもの。それを求めて永劫に、血の道を彷徨うのだろう?君たちは。不幸なことだな」

MSで恋人つなぎ、見つめ愛再び。はははははははは。このころは良かったなあ。毎週土曜日が待ち遠しかったものです。はあ。



ここで議長がソファについてるボタンをぽちっとな。
って、押したら水の証が流れるボタンですかっ(笑)
普通はデスティニーのデータとかキラの隠し撮り写真とか、なんか重要なもんがモニターに映ったりするもんじゃないのか。
それともただのラクスファンなんですか?


「救いはないと?」
「救いとはなんだ?望むものがすべて、願ったことがすべて叶うことか?」
「こんなはずではなかったと、だから時よ戻れと祈りが届くことか?」
「だから次は間違えぬと、確かに言えるのか?君は」
「誰が決めたと言うのだ、何を?」

「ならば私が変える、すべてを。戻れぬと言うのなら、はじめから正しい道を。アデニン、グアニン、シトシン、チミン。己のできること、己のすべきこと。それは、自身が一番良く知っているのだから」
口の端を上げる議長。チェスボードには転がるキングの駒。
議長…なんで突然塩基を唱えるんですか。明日試験?
これで議長がただのいい人だったら怒りますよ。



次回はアークエンジェル人員増員。
なんかキラが怒ってる?ユウナですか、胸倉掴みますか?温泉入りますか?



なんか頭こんがらがってきたんで、面白かったネタあらすじを。

PHASE-30 せまりくる闇
一旦は軌道に乗ったかのように思われたキラのスーパーフリーダムは経営難に追い込まれる。
大手企業ザフトが展開するチェーン店スーパージャスティスがすぐ近くに建ってしまったのだ。
その上ザフトのライバル社ロゴスがスーパーフリーダムを買収しようと動き始める。
一方、ギターに欠員の出たファントムペイン(ボーカル:ステラ、ベース:イアン、ドラム:スティング)に仮採用されたシンは、幻のメンバー・アスラン(カスタネット担当)に認められなければ夢にまで見たデビューはないことを告げられていた。


PHASE-31 会合
スーパージャスティス・オーブ支店店長と顔を合わせたキラは驚愕する。
自分を苦しめてきた人物は、幼い頃に別れた幼馴染みアスランだったのだ。
マネージャー・ネオに連れられてオーブを訪れたシンもまた驚愕していた。
自分が認められなければならないアスランは、極貧時代に温かい食事を恵んでくれた命の恩人キラと敵対していたのだ。


PHASE-32 かなしみの音
キラはアスランに冷たく突き返されてしまい、途方に暮れる。
どうすればいいのかも分からないシンは夕日に染まる海岸にひとり佇んでいた。
そのとき、悲しげに響くカスタネットの音色が耳に届く。
残虐非道に思われたアスランもまた、かつての親友を苦しめていることに苦悩していたのだった。
そして、事態の複雑化を止めるため、これまで沈黙していたラクスがついに動き出す。


PHASE-33 奪われた翼
一晩中浜辺でカスタネットを叩き続けたアスランの前にラクスが現れる。
問答無用でカスタネットのゴムを切って分解したラクスは、「あなたが今するべきことは何ですか?」と問いかけた。
一方その頃、シンはバレエシューズに画鋲を入れられ苦悩していた。


PHASE-34 よみがえる翼
スーパーフリーダムの店先で考え込んでいたキラのもとにアスランがやって来た。
アスランラクスに壊されたカスタネットを直すためゴムを買いに来たのだった。
そして、そのついでにと、ある話を持ちかける。
ひとり悩み続けるシンの肩に優しくかけられる手があった。


PHASE-35 歓喜の音
アスランがキラに持ちかけた話――それはフリーダム、ジャスティス、両スーパーの合併だった。
驚くキラの前でアスランは直したカスタネットをひたすら打ち続ける。
再び戻った友情、影から見守るカガリの目に光るものがあった。
バンド内の恋愛はご法度。さらに悩みの種が増えたシンは自分を優しく支えてくれたイアンの手をとり、逃亡することを考えるが……。

本編より面白そうなのは何ででしょう。
奪われた翌週によみがえる翼(笑)