44話「二人のラクス」感想

うーん、やっぱり一気に書かないとテンション下がるな。


アバン。


余裕な議長。
「わたくしは、ラクス・クラインです」
うおおおおおお!!!!ラクス様ぁ!!!!
ビックリ議長。
「わたくしと同じ顔、同じ声、同じ名の方がデュランダル議長と共にいらっしゃることは、知っています」
「ですが、わたくし、シーゲル・クラインの娘であり、先の大戦ではアークエンジェルと共に戦いましたわたくしは、今もあの時と同じかの船と、オーブのアスハ代表の元におります。彼女とわたくしは違う者であり、その想いも違うということを、まずは申しあげたいと思います」

もうオーラが違いまさあ!!そこな小娘にはラクス様の10分の1の気品もありゃしません。

小画面でおろおろしてる様子が見苦しい。
わざわざミーアの映像も入れてやるところが憎いね。電波取り返したのマジでキラ様じゃないか?ミーアに対してめちゃくちゃ怒ってたし。偽者が大きい顔してちゃあ、黙ってられんわな。
「えええええ!」といつもの驚きを見せるアーサーを横に、タリアはため息。気付いてたのか。ルナマリアの盗聴はその部分削除してたっぽいけど。
ところで、ミーアのスタジオのモニターに、放送と同じ映像が表示されてますが、これっておかしくない?スタジオモニターには「そこにあるカメラの撮った映像のみ」が映るはずなのでは…。
まっ、種だしね!!



カンペが出たのか、なんとか取り繕おうとするミーア。
「わ、わたくしは…」
もちろんラクス様が皆まで言わせるはずはありません。
「わたくしは、デュランダル議長の言葉と行動を、支持しておりません」
「えっ…ええ〜?」
しっかしなあ。台本持ちながら演説するのはちょっとなあ。21世紀でさえ原稿を流すちっこいプロジェクターが開発されてるんだから(米国大統領が時々使ってるやつ)コズミック・イラではなんかいいアイテムあるだろうに。
せめてカメラをずらしてやってよ。
コーディネイターは記憶力がいいんじゃないのか!!
ここで「あちゃー」という顔をするアスラン。でも下手に同情するような言葉は言わんほうがええよ。AAから放り出されるから。


議長はミーア側の放送をカット。
えー、言葉で対決してよ。絶対ラクス様が勝つからさ。この放送に議長もいればもっと面白かったのに。自分の言葉に自信があれば、話出来るでしょー。
ラクス様の演説はまだまだ続く。
世界中の人々がラクス様のお言葉に聞き入ります。視聴率100%近いんじゃないだろうか。
月基地のジブリールも放送を見てます。ジブリール、なんでオーブに行ったんだろう。
直で月に行ってくれりゃオーブの被害はゼロだったのに。
そうか、ユウナを殺すためか〜。あははーん。


「戦う者は悪くない、戦わない者も悪くない。悪いのはすべて、戦わせようとする死の商人ロゴス。議長の仰るそれは、本当でしょうか。それは真実なのでしょうか。ナチュラルでもない、コーディネイターでもない、悪いのは彼ら、世界。あなたではないのだと語られる言葉の罠に、どうか陥らないでください」
ジブリール大喜び。
「ふっはっはっは、これはよい、すぐにオーブの彼女と連絡を取れっ!」
「むろんわたくしは、ジブリール氏を庇うものではありません。ですが、デュランダル議長を信じる者でもありません。我々は、もっとよく知らねばなりません。デュランダル議長の、真の目的を」
↑これ言われてジブリールが驚いてますが、連絡とってどうする気だったんでしょう。
ラクスはあなたが滅ぼしたいコーディネイターなんですが。


本編。
世界中は二人のラクスに大混乱。
一発キャラかと思っていたコニールの居た…どこだっけ。ローエングリンゲートのあったところ…ディオキア?でもどっちが本物かで大揉め。

コニールは高いところに上がって自分達を解放してくれたのはどっちかと尋ねる。
オーブや連合は困っている時に何もしてくれなかった。ザフトは助けてくれた。
それでいいのかミスコニール。
コニールってやけに偉そうなんだけどどういう身分なんだろう。多分前作のカガリちっくなキャラにしたいんだろうけど。
男達&コニールはザフトが正しい!と息巻いてますが、この街の女の人たちは浮かない顔。
もうどっちが味方でもいいから戦いなんてもう嫌、といった感じ。まあ普通はそうだよなあ。一般人にとっては誰がトップでも生活にそう影響は出ないのよ。影響ある人もいるけど。


シャトル(この後ミーアが乗るやつ)を用意させてる議長の側に恐る恐る歩み寄るミーア。
失敗したら即死のお役目。アスランが脱走した時に言った「君もいずれ消される」が現実味を帯びてきた、というところでしょうか。
「ご…ごめんなさい…わたし…あの…」
ここで議長、振り返る。目が笑ってないよこの男。いや、いつも笑ってないか。
「ひっ」とすくみ上がるミーアに笑って見せ、しばらく身を隠すように指示。あーあ。この後のことを考えると…。予定ってのはあれかー。
このシーンでミーアの後ろにいたバイザー女がすごい気になるんですが。キングT@KED@は首ですか?


レイはシンに洗脳強化。真偽がどうとかって、ルナは偽者の存在とラクス様襲撃を知ってたんだから言ってやればいいのに。
キラ様たちの会話を真実とするならば、メイリンアスランがロゴスに騙されて脱走した、という彼女にとって都合のいい事実がなかったことになるから、だから信じたくないんだろうか。
このシーンの背景で流れた
神夫婦&姉君が可愛い。全員女の子に見えるよキラたん可愛いよキラたん。
そしてネオがオーブ軍服をナチュラルに着こなしてるよオイ。襟立てて袖捲り上げていっぱしのクルー気取りかよ。シンに見られたら刺されるよ。


宇宙では廃棄コロニーに見せかけてレクイエムのビームを反射させる筒を移動中。
イザークたちが出撃。
報告を聞いた議長、にやり。あんた知ってるだろー。


そして、レクイエムは放たれた。
この辺、辛い…。
イザークディアッカが無事だったのは嬉しいけど、きつい。
「お母さんっ嫌あああ!!」というミネルバクルーの叫びが痛い。
…どうやってビームを横に動かしてるんだろう。貫いて終わりだと思うんだけど。
まっ、種だしね!!
この一射はヤヌアリウス1から4に直撃、ディセンベル7・8がヤヌアリウス4の衝突により崩壊という大惨事を招きました。
血のバレンタイン超えたなこりゃ。
ユニウスセブンの犠牲者は243,721人。農業用プラント1基でこれだけだから、プラント6基分ってどれくらいなんだろう。
…この戦争終わるんだろうか。


そんなことを言いつつ反射鏡を堕とそうと叫ぶイザークに燃え。いい男や。


こんな事態になったのはジブリールを逃がした俺たちのせい、と言うレイ。
ルナマリアのせいじゃないの〜?(笑)
なぜかシンはアスランとキラのせいにしてます。なんでだよ。いい加減人のせいにするのやめてほしい。
こういう時主人公なら「俺たちの…俺のせいだっ!!」とか言って部屋飛び出して神社のご神木に拳叩きつけて「うおおおおお!!!」と叫んでるところにヒロインが来て「お父さん(博士だったりする)がこれをシンにって…」と差し出した新しい武器によって新たな力を得たりするもんじゃないのかー!!
シンは主人公じゃありませんかそうですかー!!


さて、本編の始まり。
アークエンジェルではこの惨事にアスランが絶望の声を漏らし、ネオはすっかりなじんでます。

ここでキラがデスティニープランについて「望む力を全て得ようと、人の根幹、遺伝子にまで手を伸ばしてきた、僕達コーディネイターの世界の、究極だ」 と語っていたとき、ラクス様が眉を顰めていましたが、知っているのかラクス様!!とドキドキ。


そしてラストシーンがもうなんと言っていいのか…。



ええと、後楽園で僕と握手?
とりあえず、アスランが諦めが悪いのは視聴者はみんな知ってます。前作から94話にわたって「キラキラキラキラキラキラキラ…∞」言ってたからなあ。数々の行為を水に流して仲間に入れてもらえてよかったねアスラン
多分ベッドから起き上がれるようになると同時に、24・25話での発言について謝ったんだろうなあ土下座で。




次回はアイドルだらけの水泳大会(ポロリもあるよ)
キラスキーとしてはこのシーンも見逃せません。
優秀ッぷりを見せ付けろ!!